不整脈

概要

正常な脈はある一定の規則性をもって打たれています。心臓の鼓動が乱れる事により、脈拍の数やリズムが乱れる事を不整脈と言います。

心臓の鼓動は様々な原因により乱れますので、無害である不整脈も、すぐに治療が必要な不整脈もあります。以下に不整脈の原因となる心疾患についてご紹介します。

心房細動と心房粗動

脈拍のリズム・大小・強弱全てに乱れを生じます。いずれも心房が不規則な動きをする事であり、僧帽弁膜症などが疑われます。左心房に血液の停滞が生じて血栓(血の塊)を生じやすくなり、血栓が左心室を通過して脳の血管でつまってしまうと、脳梗塞になる事があります。

<治療>
心房細動の方には脳梗塞の予防として血液の抗凝固療法が必要です。

洞機能不全症候群と房室ブロック

体が必要としている脈拍を維持することが出来ない状態で、十数秒間も心室が停止して脳の血流が低下する事によるめまい・失神・けいれん・意識喪失などを引き起こします。数分間もの発作により重篤な状態を招く事もあります。

心筋炎・心筋症・虚血性心疾患・ジギタリス中毒・急性熱性疾患などにより発症しますが、原因不明のケースも多くあります。

<治療>
内服薬で改善されない場合は、心臓ペースメーカーの植込みを検討します。