眼科紹介

来るべき高齢化社会を見据えて...

かつて糖尿病、高血圧、高脂血症が”成人病”と呼ばれ現在では「生活習慣病」と名を変えております。今日まで糖尿病患者は増え続けております。

糖尿病には合併症があり、神経障害、腎臓病、血流障害、そして眼疾患があります。愛心メモリアル病院は、今日まで糖尿病による血流障害から起因する心臓、および血管の治療を行ってまいりました。
また、人工透析部門を設立し糖尿病性腎症からなる末期腎不全の人工透析を行っています。

今後も増え続けるであろう糖尿病とそれに乗じて増加する糖尿病合併症を見据えて、愛心メモリアル病院として、腎臓、血管、そして眼疾患の治療に挑み、糖尿病合併症への対応を強化することを目的とし、眼科部門を設立いたしました。

また、来るべき高齢化社会に対し、「ロービジョンケア」※を併せて展開します。

※視覚障害を持つ患者さんが、自立してできるだけ快適な生活が送れるように、医療や福祉等で生活を支援する総称

医師紹介

愛心メモリアル病院 眼科部長 大野 重昭

北海道大学医学部卒業。

専門は、網膜ぶどう膜疾患で特にその疫学調査では世界中で活躍。

北海道大学に就任後、専門外来のさらなる細分化をすすめアレルギー外来、感染症外来、網膜硝子体外来、白内障外来と次々と新しいグループを立ち上げた。

さらには植物、海産物由来の機能性物質の探索と代替医療への応用について研究をすすめた。

平成25年3月まで、北海道大学大学院医学研究科医学専攻炎症眼科学講座特任教授として活躍後、平成25年4月より、愛心メモリアル病院眼科部長として就任。

学位・資格

医学博士

・アメリカ医師資格ECFMG取得
・「ベーチェット病における主要組織適合抗原HLAの研究」にて医学博士の学位授与
・日本眼科学会眼科専門医